いまだ海外に遅れを取る 日本の最低賃金
今回の春闘で、主要企業が物価高騰化を考慮し、昨年を上回る賃上げ回答した点については評価します。しかし中小企業や非正規雇用の労働者は、依然厳しい状況が続きます。わが国の最低賃金は、米国ワシントン州やオーストラリアなどと比べていまだに半分ほどとなっています。誰もが安心して暮らしていけるためにも、政治は最低賃金引き上げのために全力を尽くしてほしい。